2013年7月4日木曜日

有象無象

キャラクターの作品を見た人の感想の中に「有象無象」というキーワードがあった。
意味を検索してみたところ、数は多いが、種々雑多なくだらない人や物。ろくでもない連中のこと。多くの人々を卑しめていう。また、形があるものも、ないものもすべて。有形無形のすべて。などなど。
愛がないというかあんまりな気もするけど、確かにあのキャラクター達を一言で言い表しているようにも思う。元々は仏教用語の「有相無相」が転じたもので、有相無相とは、現象と真理、姿や形をもつものともたないもの全てを意味する言葉で、「相」は姿や形を意味する。類義語には「森羅万象」がある。
有相無相なんて大層有り難い言葉だったはずなのに、なんにもしてこなかったものだから、いつの間にやらろくでもない連中にまで落ちぶれてしたったところが面白い。結構気に入っている言葉。